2240thワード・プロセッサWORD PROCESSING技能競技ワード・プロセッサ アビリンピック全国大会への出場は今回が5回目となります。初出場は、2013年の千葉大会です。この時は入賞することができませんでしたが、少し手応えを感じることができました。2回目の出場となった2016年の山形大会では、銀賞を受賞することができ、その後も金賞を目標に大会に出場しましたが、あと一歩のところで手が届きませんでした。 今年こそはと強い気持ちで挑んだ今大会は、新型コロナウイルスの影響で大会が無事に開催されるか心配したり、例年以上に体調管理に気を配ったり、仕事の合間に積み重ねてきた練習は在宅勤務などで環境が変化したりと、これまでの大会とは状況が大きく変化しましたが、平常心で臨むことができ、念願だった金賞を受賞することができました。成績発表で最後に名前を呼ばれたときは、今まで繰り返し練習してきた努力が実って本当に嬉しかったです。 今回の金賞受賞は、アビリンピックに挑戦するきっかけをくださった高校時代の先生方やいつもサポートしてくださる職場の皆さん、そして家族の支えがあったからと心から感謝しています。本当にありがとうございました。 今後も、競技で身に付けた Microsoft Wordの技術を業務で生かしながら、会社に貢献していきたいと思っています。 これからアビリンピックに出場される方も、練習の成果を発揮できるように自信を持って頑張ってください。金賞受賞者の感想佐藤 翔悟(茨城県) 競技課題は、和文文書及び英文文書の作成で、競技時間は、和文文書が80分、英文文書が60分です。ワープロソフトWord2016を使い、課題として与えられた和文・英文の文書と同じものを作成します。限られた時間内でWordの各種機能をいかに自在に使いこなせるか、その技術を競います。 文字入力のスピードと正確性はもちろん、Wordに用意されている各種の機能(ページ設定や作図、オブジェクト、グラフィック、表作成など)を自在に使いこなせるかどうかがポイントです。また、できあがった作品をカラー印刷しますので色の選択やコントラスト等の設定を行い、より優れた作品に仕上げる技術も求められます。● 参加選手数:32名 (うち招聘選手数:3名)
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