3040thコンピュータプログラミングCOMPUTER PROGRAMMING技能競技コンピュータプログラミング 今回の競技大会にて金賞を受賞でき、大変嬉しく思います。この競技を初めて知ったのは、支援センターからの紹介でした。また職場でコンピュータプログラミングに一部関わる業務があり、大学校でコンピュータプログラミングの学習経験もあったので、競技に挑戦しようと思いました。 2018年の沖縄大会から3年連続で出場しておりますが、過去2回はドキュメントの作成に間に合わなかった事や、プログラムの間違い等もあり賞を逃しましたので、今回は入賞を狙いたい一心で競技に臨みました。 この競技で大変だったのは、どの箇所にどのくらい時間を配分すべきか悩んだところです。座標データの特定には図形の性質を把握する必要があり、特定までに時間がかかりました。また、座標データやプログラミング文法が間違っていると後々の作業にも影響が出るため、残り時間を確認しながら入力ミス等を何度もチェックしましたので、とても緊張しました。 大会前の練習では、座標の特定や描画ルートの決定、コマンド入力、ドキュメントの作成など、どの箇所で時間を要したかを確認しました。そこから、どのようにすれば短縮できるか、どのようにすれば容易に把握できるかを特定し、限られた時間の中で何度も練習しました。 過去の大会も含め、これまで支えて下さった会社や支援センターの方々等へ大変感謝しております。今後も様々なプログラミングに積極的に取り組み、日々精進していきたいと思います。金賞受賞者の感想伊敷 学(沖縄県) 競技課題は、ロボットが一定の大きさの図形を作成・描写できるよう、その動きを指示するプログラムを作成するもので、競技時間は6時間です。今回は、アーム型ロボットを使って描画・立体図を作成する競技で、プログラムと実際のロボットの動き等を併せて審査します。プログラミング技術だけでなく、作業の進捗管理能力などシステムエンジニアとしての総合的な技量を競います。 正確で安定した線を短時間で、できるだけ小さなプログラムで描くことが求められます。独創的な入力方法や描画方法は、描画作品と併せて評価されます。また、プログラム内容をいかにわかりやすく的確に資料にまとめることができるか、という点もポイントです。 参加選手は課題を作成するため、構想を練り、次にシミュレーターと呼ばれる機能を使って、ロボットの動きを画面上に再現し、ロボットの動作を確認します。そして、終盤には、作成したプログラムでロボットを動かします。実際にロボットが意図したとおり動くか、緊張感が漂います。そして最後にプログラムに関する資料を作成します。制限時間内に作品が完成できるか、緊張感に満ちた競技となっています。国立大学法人名古屋工業大学● 参加選手数:4名 (うち招聘選手数:1名)● 協賛企業等
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