第40回全国アビリンピック大会報告書
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63第40回全国障害者 技能競技大会 (2)周知・広報活動 機構広報誌「働く広場」や機構メールマガジンにおいて、開催告知の記事掲載を行ったほか、協賛団体及び関係機関の広報誌等への記事掲載やマスコミへのプレスリリースを行った。 また、競技風景等をLIVE配信するため、アビリンピック専用ホームページを新たに開設し、当該ホームページのアドレス等についても、広く周知を行った。3 技能競技選手の募集・決定(1)募集 各都道府県知事及び各都道府県支部長あてに「第40回全国障害者技能競技大会実施要綱」を通知し、技能競技参加選手の募集を開始した。 なお、技能競技参加選手推薦の締切は、原則として令和2年7月31日(金)としたが、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、令和2年8月31日(月)を最終締切とした。(2)決定 各都道府県知事からの推薦をもとに、336名の技能競技参加選手を決定し、令和2年9月3日(木)から各都道府県知事及び各都道府県支部長あて通知を開始した。 なお、33名が技能競技参加を辞退するとともに、1名が当日欠席となったため、最終的に技能競技参加選手数は302名となった。 また、今大会はロシア連邦モスクワ市で開催予定の第10回国際アビリンピック派遣選手選考のための大会として位置付けたことから、第36回から第39回までの金賞受賞者45名を招聘対象選手とし、同大会の参加意向確認を行った上で28名に対し招聘選手として令和2年9月3日から決定通知を行った。4 技能デモンストレーション参加者の募集・決定 新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点により、第40回大会が無観客開催となったことから、その実施を見合わせた。5 技能競技課題の作成 令和2年4月10日(金)、各技能競技種目の専門委員主査に技能競技課題の作成を依頼した。 第40回大会競技委員会において決定した技能競技課題の作成方針に基づき、「洋裁」、「家具」、「電子機器組立」、「義肢」及び「フラワーアレンジメント」の5種目の競技課題水準を職業能力開発促進法に規定する技能検定2級の該当職種の実技試験と同程度とし、競技結果が一定以上の成績を修めた者に対しては技能証を交付するとともに、技能検定2級の実技試験が免除される特典を付与することとした。 また、「ワード・プロセッサ」及び「表計算」の競技課題については、中央職業能力開発協会が実施するコンピュータサービス技能評価試験2級と同水準として、競技結果が一定以上の成績を修めた者には技能証を交付し、本人からの申請により同評価試験2級の合格証書が同協会から受けられる特典を付与することとした。 これら7技能競技種目の競技課題について、以下のとおり中央職業能力開発協会の審査を経た後、技能検定(2級実技試験)に該当する競技種目については、厚生労働大臣に対して競技課題を承認申請し、コンピュータサービス技能評価試験(2級)に該当する競技種目については、同協会に対して競技課題を認定申請し、それぞれ承認又は認定された。開催準備

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