65第40回全国障害者 技能競技大会 8 会場借上げ、宿泊・輸送・警備・医療救護・情報保障 第40回大会は、機構の単独開催(単独主催)となったことから、愛知県の協力のもと、機構において大会開催に必要となる各種の調達等を行った。(1)会場借上げ第39回大会の開催実績等を踏まえ、愛知県国際展示場を大会会場として決定した。(2)宿泊 各都道府県選手団及び技能競技実施スタッフ等の第40回大会関係者の宿泊については、以下の方針により配宿準備を進めた。 ・各都道府県選手団の移動に係る負担を最大限軽減するとともに、競技進行に遅延が生じないよう、宿泊施設は愛知県国際展示場近隣の施設を選定する。 ・車いす利用等の技能競技選手のため、バリアフリー対応設備の整った宿泊施設を複数手配する。 ・技能競技選手の宿泊に当たっては、個別の障害特性等に応じて宿泊支援用具を手配する。 ・各都道府県の競技選手引率者が各都道府県選手団の引率業務を安全かつ円滑に対応できるよう、また緊急時の連絡等に支障が生じることがないよう、可能な限り都道府県選手団ごとに同一の宿泊施設を配宿する。 ・新型コロナウイルス感染症対策のため、チェックイン時や朝食時における具体的な混雑緩和策を講じる。(3)輸送 技能競技選手等の移動に係る負担軽減のため、大会会場から宿泊施設までの間においてシャトルバスを運行するとともに、車いす利用者などシャトルバスの乗り降りが困難な技能競技選手に対しては、福祉タクシーによる個別輸送の手配を行った。 また、大会期間中における大会会場近隣の食事提供施設の休業(時短営業を含む)のため、宿泊施設から近隣のショッピングモール間においてシャトルバスの運行を行った。(4)警備 会場設営に係る機材等搬出入車両等の誘導及び第40回大会関係車両の識別(関係車両には事前に駐車許可証を配付)のため、車両の出入口ゲート等に警備スタッフを配置したほか、大会会場内における万が一の事故等の発生に備え、競技会場入口に警備スタッフを配置した。(5)医療救護 技能競技選手等をはじめとした大会関係者の怪我及び疾病等に対する応急処置を行うため、会場下見日の令和2年11月13日(金)及び競技実施日の令和2年11月14日(土)の2日間救護室を設置し、愛知県の支援を受けて各日1名の看護師を配置した。(6)情報保障 大会期間中、技能競技選手に対する情報保障のため、愛知県の支援を受けて手話通訳者を延べ32名及び要約筆記者を延べ10名配置した。開催準備
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