第41回全国障害者技能競技大会報告書
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119(8)選手が競技等を行う際の留意点 東京都、中央協会及び高障求機構は、参加者、競技委員等に対し、以下の留意点を周知・徹底する こととする。①十分な距離の確保 職種又は種目に関わらず、選手が競技をしていない間も含め、感染予防の観点から、周囲の人となるべく距離(※)を空けること。強度が高い競技の場合は、呼気が激しくなるため、より一層距離を 空ける必要があること。距離を確保できない場合でも、仕切りのない状態で対面することは避け、 可能な限り対角に位置取りする、横並びになるなどの工夫をする必要があること。 (※)感染予防の観点からは、1m以上の距離を空けることが適当である。②その他 ア タオルは共用しないこと。 イ 飲食については、指定場所以外で行わず、周囲の人となるべく距離を取って対面を避け、飲食中の会話は控えること。食べきれなかったもの・飲みきれなかったもの等を指定場所以外に捨てないこと。3 その他の留意事項(1)交通機関の利用及び宿泊における留意事項 厚生労働省、中央協会、高障求機構及び東京都は、参加者や競技委員等に対し、以下の留意点を周知・徹底することとする。①利用する交通機関及び宿泊施設は、適切な新型コロナウイルス感染防止対策を採っているものに限ること。②参加者や競技委員等は、利用する各交通機関及び各宿泊施設が策定する「新型コロナウイルス対応ガイドライン」に従い対応すること。③参加者や競技委員等は、食事等を除き宿泊施設からの不要不急の夜間外出はしないこと。④宿泊する際は感染拡大防止のためシングルルーム(またはツインのシングルユース)を利用することが望ましいこと。(2)新型コロナウイルス接触確認アプリ等の推奨 厚生労働省、中央協会、高障求機構及び東京都は、参加者や競技委員等に対し、厚生労働省が配信しているスマートフォンアプリ「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」の使用を推奨することとする。また、東京都が運用しているシステム「東京版新型コロナ見守りサービス」の使用を推奨 することとする。(3)感染発生に備えた準備 東京都は、万が一感染が発生した場合に備え、個人情報の取扱いに十分注意しながら、来場者管理のため収集した氏名・連絡先等の情報について、保存期間(1月程度)を定めて保存しておくこととする。 また、技能五輪又は全国アビリン終了後に、参加者や競技委員等から新型コロナウイルス感染症を発症したとの報告があった場合や地域の生活圏において感染拡大の可能性が報告された場合 対応方針について、東京都等の衛生部局とあらかじめ検討することとする。 なお、感染者が確認された場合の公表の有無・方法については、感染者の人権に配慮し、個人名が特定されることがないように留意しつつ、公衆衛生上の要請も踏まえ、実態に応じて検討することとする。第41回全国大会 関係資料12 第59回技能五輪全国大会及び第41回全国障害者技能競技大会における 新型コロナウイルス感染拡大防止のための具体的な措置

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