30技能競技FLORAL ARRANGEMENTフラワーアレンジメント41th競技は次の３課題によって行われます。競技課題①「花束」の作成 花束の形はラウンド（上から見て円形）で、大きさは直径40ｃｍ（±2ｃｍ以内）、・高さは結束部（結んだ部分）から25ｃｍ（±2ｃｍ以内）、ステム（結束部から下の・部分）は14ｃｍ（±1ｃｍ以内）で、完成した作品は花瓶に入れます。競技課題②「花嫁の花束」 花嫁が持つブーケを作製します。形はキャスケード（自然に流れ落ちる感じ）、全体の・長さは55ｃｍ（±2ｃｍ以内）、幅は28ｃｍ（±2ｃｍ）、持つ部分にはリボンを付けます。競技課題③「食卓テーブル装飾」 食卓のテーブルに飾る花飾りの作製です。形はホリゾンタルオーバル、幅は75ｃｍ・（±2ｃｍ以内）、奥行きは30ｃｍ（±2ｃｍ以内）、高さは17ｃｍ（±2ｃｍ以内）です。 全国アビリンピックは初めての出場となりましたが、金賞という素晴らしい賞を頂けたこととても嬉しく思っています。 出場するにあたり、競技課題が3パターンあること、時間内に仕上げることなどが私にとって高いハードルでした。最初は、課題の寸法通り作成し時間内に仕上げることがなかなかできず、何度も練習を繰り返しました。大会の約2週間前に何とか仕上げられるようになった時、やっと自信が出来たような気がしました。また、大会参加を通じてフラワーアレンジメントの奥深さも更に実感しました。練習不足な面もありましたが、当日は手順通りに作成することだけを考えて挑み、自分でも不思議なくらい落ち着いて出来たことが結果に繋がったような気がしています。 大会に参加し、アビリンピックという、障害者の方がこんなにたくさんの競技で上位を競い合うことが出来る環境があることに驚き、とても感慨深い気持ちになりました。 障害者のスポーツ(パラリンピック)は今年日本で多くの人に知ってもらうことが出来たと思いますが、技能大会はまだ認知度が低いように感じます。私自身も今回選手として出場しましたが、たくさんの競技があることも知りませんでしたし他の競技も見学したいと思いました。日本の技術はとても素晴らしいと思っています。障害のある方がいろいろな競技の技能を取得出来ることを多くの方に知って欲しいと強く思いました。 今回の出場に際し推薦してくださった先生、私を応援し支えてくれたすべての方に心から感謝いたします。今回はとても大きなステップになりました。更に上達できるよう努力しもっと大きな目標に向かって挑戦していきたいと思っています。金賞受賞者の感想川上 初美 埼玉県■ 参加選手数 8名フラワーアレンジメント
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