38技能競技TEA ROOM SERVICE喫茶サービス41th 競技課題は、会場に設けられた模擬喫茶店で、来店されたお客様に対して・接客サービスを提供するものです。参加選手は4~5人のグループに分かれ、・それぞれのグループごとに接客サービスを行います。接客サービスは、・1グループにつき2回以上実施することとし、「喫茶サービスの流れ」※に・従い、他の従業員(選手や厨房スタッフなど)と連携・協力しながら行います。※喫茶サービスの流れ①お客様を席に案内する。②お客様から注文を受ける。③受けた注文を調理担当者に伝える。④注文に応じて必要な物を準備する。⑤注文の品をお客様に出す。⑥テーブルの後片づけをする。 私は、もともと接客に興味があり、学校の職業の授業で喫茶サービスの勉強を始めました。昨年度の県大会では思うような結果が出せず、悔しい思いをしました。『あんな思いはしたくない』という気持ちで、学校でも家でも練習を重ねてきました。今年度の県大会は緊張感のある中でも、「楽しんでおいで」という先生の言葉に背中を押され、いつもどおりの接客を楽しんで行いました。全国大会に進むことができ、あきらめなくて良かった、と思いました。 全国レベルの大会は人生初でしたので、不安の中、練習を始めましたが、沢山の学校の先生方や社会人講師の先生に熱心にご指導いただき、心強かったです。緊張したり焦ってしまったりで失敗するばかりでしたが、優勝目指して毎日練習を積み重ねました。 そして迎えた全国大会当日、緊張する私に先生や友達の応援が勇気をくれました。 実際の競技では、提供の際には緊張や焦りもありましたが、自分なりに落ち着いて接客することを心がけました。何より、お客様に気持ちよく過ごしていただけるよう、精一杯の笑顔で接客することができたことが良かったです。また、周りの様子にも気を配り、同じチームの方達に声をかけました。緊張感がある中でも、楽しんで競技ができました。 そして、結果として金賞を受賞することができました。受賞を聞いた時は今までのことを思い出して思わず涙が出てしまいました。本当に嬉しかったです。 このような結果を出すことができたのも、諸先生方や、社会人講師の先生、応援してくれた友達や家族など支えて下さった皆様のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。 最後になりますが、これから出場される方には、お客様に思いやりのある接客をすることを一番大切にしてほしいです。とにかく笑顔を忘れず、楽しんで頑張ってください。金賞受賞者の感想白石 胡桃 茨城県■ 参加選手数 39名■ 協賛企業等UCCグループ 日本パーソナルセンター株式会社UCCコーヒープロフェッショナル 株式会社喫茶サービス
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