第41回全国障害者技能競技大会報告書
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673 技能競技選手の募集・決定(1)募集 各都道府県知事及び各都道府県支部長あてに「第41回全国障害者技能競技大会実施要綱」を通知し、技能競技参加選手の募集を開始した。 なお、技能競技参加選手推薦の締切は、原則として令和3年7月30日(金)までとした。(2)決定 各都道府県知事からの推薦をもとに、374名の技能競技参加選手を決定し、令和3年8月27日(金)から各都道府県知事及び各都道府県支部長あて通知を開始した。 なお、4名が欠席となったため、最終的に技能競技参加選手数は370名となった。4 技能デモンストレーション参加者の募集・決定 令和3年4月7日(水)、各技能デモンストレーション職種において障害者の雇用実績等を有する企業・団体に技能デモンストレーション参加者の推薦を依頼し、令和3年10月21日(木)に「クラフトテープかごバッグ製作」3名、「OA機器等メンテナンス」10名の合計13名の技能デモンストレーション参加者を決定した。5 技能競技課題の作成(1)技能競技課題の作成 令和3年4月22日(木)、各技能競技種目の専門委員主査に技能競技課題の作成を依頼した。 第41回大会競技委員会において決定した技能競技課題の作成方針に基づき、「洋裁」、「家具」、 「電子機器組立」、「義肢」及び「フラワーアレンジメント」の5種目の競技課題水準を職業能力開発促進法に 規定する技能検定2級の該当職種の実技試験と同程度とし、競技結果が一定以上の成績を修めた者に対しては技能証を交付するとともに、技能検定2級の実技試験が免除される特典を付与することとした。 また、「ワード・プロセッサ」及び「表計算」の競技課題については、中央職業能力開発協会が実施する コンピュータサービス技能評価試験2級と同水準として、競技結果が一定以上の成績を修めた者には 技能証を交付し、本人からの申請により同評価試験2級の合格証書が同協会から受けられる特典を付与することとした。 これら7技能競技種目の競技課題について、以下のとおり中央職業能力開発協会の審査を経た後、 技能検定(2級実技試験)に該当する競技種目については、厚生労働大臣に対して競技課題を承認申請し、コンピュータサービス技能評価試験(2級)に該当する競技種目については、同協会に対して競技課題を 認定申請し、それぞれ承認又は認定された。開催準備第41回全国障害者 技能競技大会

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