77■第59回技能五輪全国大会会長挨拶第59回技能五輪全国大会会長中央職業能力開発協会会長 釡 和明 (ビデオメッセージ) 第59回技能五輪全国大会の閉会に当たり、主催者の一員として一言ご挨拶を申し上げます。 今大会におきましては新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、会場への入場を選手、関係者等に限定し、競技の模様をオンライン配信で行う方法での開催となりましたが、多くの選手、指導者の方々並びに運営委員、競技委員等の関係者の皆様方のご努力やご尽力もあり、技能のすばらしさを身近に感じ、改めて技能競技が持つ躍動感・力強さに胸を熱くされた方々も多かったと思います。新型コロナウイルス感染拡大防止対策へのご協力を含め厚く御礼申し上げます。 技能五輪全国大会は今回で59回目となりますが、新型コロナウイルス感染症の影響が残る中にもかかわ らず、昨日までに各競技会場において熱戦が展開され、予定された競技については無事終了いたしました。 選手の皆さんは、日頃より鍛えてきた技を遺憾なく発揮し、悔いのない競技をされたものと推察いたします。 新型コロナウイルス感染症の影響により思うような訓練が行えない中でも技能の研鑽に励み、本大会の競技課題に真摯に取り組まれたこと、心から敬意を表します。 わが国の国際競争力の源泉ともなっている優れた技能の維持・継承、若年ものづくり人材の確保・育成は、重要な課題となっています。 このような状況の中、本大会は、技能の維持・継承、若年ものづくり人材の確保・育成、技能尊重の機運の 醸成など、非常に重要な役割を担っております。 本大会に出場した選手の皆さんが、今後、それぞれの現場や職場において優れた技能者として、また指導者として活躍し、これからの日本を担う人材になられることを期待しています。 最後に、本大会にご後援、ご協賛をいただきました関係諸団体、企業、教育訓練機関の皆様に深く感謝申し上げるとともに、競技に参加された選手の皆さんのご健闘を改めて讃え、私の挨拶といたします。■厚生労働副大臣挨拶厚生労働副大臣 古賀 篤 (ビデオメッセージ) 皆さま、こんにちは。厚生労働副大臣の古賀篤です。 12月17日から4日間の日程で開催された第59回技能五輪全国大会及び第41回全国障害者技能競技大会が、全国から1,300名を超える選手の皆さんのご参加を得て、本日ここに成功裡に幕を閉じられますことを、大変うれしく存じます。 選手の皆さまは、これまでの訓練の成果を遺憾なく発揮されたことと存じます。そのご健闘に敬意を表するとともに、この後、発表されます入賞の栄誉に輝かれた方々に対し、心からお祝い申し上げます。 また、皆さまのご活躍は、ご本人のご努力はもちろんのこと、周りの方々のお支えあってのものであり、これまでのご支援に対しまして、改めて敬意を表します。 皆さまには、この大会を通じ、広く世界中にその技を披露し、技能の魅力を伝えていただきました。今大会におけるご活躍は、「ものづくり立国日本」の将来を担う若い世代への技能継承、そして、すべての方を勇気 づけ、障害のある方も含め、誰もがその能力を発揮して活躍することができる社会の実現に向けて、大きな力となりました。今後も一層技能を磨いていただき、益々ご活躍されることを、心から期待しております。 厚生労働省においても、技能競技大会を一層盛り上げ、技能向上のための支援に、今後もしっかりと 取り組んでまいります。 結びに、今大会の運営に多大なご努力をいただいた関係者の皆様さまに深く感謝を申し上げまして、私のご挨拶といたします。1 開会式・閉会式挨拶等第41回全国大会 関係資料
元のページ ../index.html#79