技能競技・参加者名簿21フラワーアレンジメント競技時間13:00-17:00前回大会の様子過去大会の金賞作品フラワーアレンジメントは、人々の生活空間に安らぎと喜びを与え、心を癒してくれる「花」の魅力を有効に引き出す競技です。このため、課題の目的を理解した上で、それを表現できる想像力が必要です。全体のバランス感覚や雰囲気の演出の仕方などがポイントになります。与えられた花材・資材を配分し、また組み合わせて、誰が見ても感動を覚えるような美しさと芸術性、そして実用性を兼ね備えたデザインが求められます。競技課題は、「花束」、「ウエディングブーケ」及び宴会などで使用する「テーブル飾り」の作成で、競技時間は「花束」が50分、「ウエディングブーケ」が70分、「テーブル飾り」が50分です。配られた材料の花を用いて、指定されたスタイル、大きさで作成しなければなりません。競技のポイント競技概要●参加者選手 5名NO.氏名都道府県名12石井 美那兼松 利江東京都静岡県NO.氏名都道府県名34神田 優花藤澤 一代愛知県香川県NO.氏名都道府県名5甲斐 絵美理宮崎県NO.氏名都道府県名1田中 達也新潟県NO.氏名都道府県名2山口 めぐみ愛知県NO.氏名都道府県名3太田 守紀沖縄県●招聘選手 3名第39回大会金賞受賞者の感想愛知県山口 めぐみ 名古屋聾学校時代にお世話になった恩師と緊張しながら手を取り合って結果発表を待ちました。そして、金賞で名前を呼ばれた瞬間、思わず声を上げ、愛知県選手団の方とハイタッチしました。ずっしりと重いメダルを首にかけた瞬間、改めて金賞受賞を実感しました。これまでの練習が報われたことも嬉しかったですが、最も嬉しかったのは恩師やフラワーアレンジメントの先生方、友人、家族の喜びに満ちた表情がみられたことです。わたし1人の力では入賞できなかったと思います。ひとえに周りの方々のサポートのおかげでここまでこれました。アビリンピックに向けて努力したこと 2週間に一度の頻度で、フラワーアレンジメント講座で先生方に指導していただきました。自分の苦手な分野である花束と花嫁のブーケを中心に練習しました。はじめは、ただ形を作るような感じでしたが、先生の指導で花にも表情があることを知り、花が生き生きとするようなアレンジを目指しました。先生からはただ花をいけるだけではなく、花をいたわることも大事であると学びました。数年前、同じ種目に出場した時に花束が崩れたり、花嫁のブーケを思うように作ることができなかったりと悔しい思いをしました。二度と同じ失敗はしたくないとその反省点を踏まえ、仕事の終わった帰宅後に、出来る限り練習してきました。今回は花束の形が崩れず、食卓テーブル装飾と花嫁のブーケも練習でやってきた通りに活け、時間内に完成できてよかったです。また新たな反省点があったので、これからも練習を続けていきたいです。
元のページ ../index.html#22