第41回全国障害者技能競技大会 ガイドブック
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10前回大会の様子過去大会の優秀作品家具ポイント競技内容競技課題は、「花台」の製作です。木製の家具は、構造的に大きく分けると、たんす、食器棚などの「箱物家具」と、椅子、ソファなどの「脚物家具」に分けることができます。競技課題の「花台」は、「箱物家具」と「脚物家具」の特徴的な構造である「板と板の接合」や「角材と角材の接合」の要素が課題の中に含まれています。のこぎり、のみ、かんななどの手工具や木工機械を駆使して、図面に基づき正確で見栄えの良い作品を完成することが求められます。「花台」を正面から見た場合、左右の脚は平行ですが、側面から見ると前脚が下側に向かって広がり、台形の形状になっています。したがって、前脚と後脚をつなぐ上下の部材のうち、前脚と接合している面は一定の角度をつけて加工する必要があり、現寸大の図面を作成し、部材と照らし合わせながら進めます。この接合部の加工が正確にできるかどうかが作品の良否に大きく影響します。この加工が正確にできないと、正面から見て左右の脚の形状が左右対称にならず、4本の脚がすわりの悪いガタガタなものとなり、採点・審査において大幅な減点につながります。見栄えに大きく影響するかんなの仕上げ削りは、木目の毛羽立ちが無く、手触りの良い仕上げにするために、刃の研ぎやかんな台の調整が出来る高い能力が求められます。参加選手 4名NO.氏名都道府県名1234加藤 豪城間 羽夏坪井 雅也新倉 政亮愛知県愛知県愛知県鹿児島県競技日程12月19日(日)9:00-16:005時間30分以内(6時間で打切り)制限時間

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