第41回全国障害者技能競技大会 ガイドブック
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15競技日程12月19日(日)9:00-14:454時間15分以内(4時間45分で打切り)制限時間技能競技義肢前回大会の様子過去大会の優秀作品ソケットの内側に入るクッションの加工は、素材の特性を理解して作業をできるかどうかが重要で、ソケット本体の寸法精度に大きく影響します。また、ソケット本体の加工法は、注型法と呼ばれるもので、この工程が競技の一番の見どころです。注型法には、繊細で的確かつ迅速な技術が要求され、この加工により、使用に耐え得る強度や外観の美しさを持った実用品となるかどうかが決まります。ポイント競技内容競技課題は、「下腿義足(PTB式:patellar tendon bearing)ソケット」の製作です。『義肢』とは、疾病や事故などにより失った手や足の外観や機能を補完する人工の手・足のことをいい、特に手の代わりとなるものを「義手」、足の代わりとなるものを「義足」と言います。この義肢製作に当たっては、切断部分(「断端(だんたん)」と言います)の形状を正確に型採りし、解剖学的・人間工学的知識を基に断端モデルを修正した後、修正されたモデル(陽性モデル)に合わせた正確な加工・組み立てを行うなど、様々な技術・技能が要求されます。今回の競技では、義肢の中でも特にそのフィッティングが難しい「ソケット」と呼ばれる部分を製作します。ソケット本体の加工法は、注型法と呼ばれるもので、この方法により繊維強化プラスチック製のソケットを作ります。参加選手 3名NO.氏名都道府県名123大北 康平立川 由実子中野 龍之介愛知県熊本県鹿児島県

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