第41回全国障害者技能競技大会 ガイドブック
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16競技日程12月18日(土)9:00-15:005時間以内制限時間前回大会の様子過去大会の優秀作品上顎の前歯は最も目に付く部分であり、歯並びの状態や形がその人の印象と大きく関わるため、周囲と馴染むような自然感が求められます。また、食事の際に顎が動いても邪魔にならない噛み合わせを作ることも大切です。さらに、歯を失ったことで痩せてしまった歯茎の形態を回復させながら、自然で機能的に形成されているかがポイントとなります。歯科技工ポイント競技内容被せもの等の製作は、歯科医院で口の中を型採ったものに石膏を流して模型を製作し、その模型で歯科技工士が製作を行います。今回は顎の動きを再現させるための器具(咬合器)に装着された状態から競技がスタートします。上顎の被せものを製作するために処置が施された部分には、歯科用ワックスを盛り上げて歯の形を作ります。失われてしまった奥歯には、人工歯(歯の色、形に作られた既製品)を使って上の歯と咬み合うように調整します。前歯は、見た目や顔のイメージに大きく関係する部分なので特に慎重な作業が必要です。顎の動きを考慮して周囲の歯と馴染むような形態を作り上げます。奥歯は噛み合わせを考慮しながら前歯と同様に顎の動きを邪魔しない位置に人工歯を並べて調整する技術が必要となります。また、歯が抜けたことにより痩せてしまった歯茎を歯科用ワックスにて回復します。参加選手 3名NO.氏名都道府県名123佐々木 千秋 中澤 昇一 吉田 勇己北海道東京都東京都

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