第42回全国障害者技能競技大会 大会報告書
26/166

技能競技データベース 全国アビリンピック大会。3回目の挑戦でした。初めて県大会に参加してから20年近く、念願だった金賞をやっと受賞することができました。今回だめなら「引退」も考えていたので、受賞できた喜びはもちろん、自分に自信をもてたことが嬉しいです。 私が出場したデータベース競技には事前課題があるのですが、その対策がまともな形になったのは、大会1ヵ月前。毎日が試行錯誤の日々で、納得がいかず徹夜になったこともあります。パソコンに触れていない時間が惜しく、設計図を作り浴室に持ち込んだ日もありました。その結果、作業時間はぐっと短縮でき、大会当日は時間を上手く使えたことが結果につながったんだと思います。 また、事前課題には一部が非公開で本番まで分からない部分があり、それを予想して備える必要があるのですが、今回は予想が見事に当たったことも大きかったです。 アビリンピックへの参加を迷っている方は思い切って出場してみてはどうでしょうか?そこで得られるものはとても大きいと思います。 そしてもっともっと大会の知名度が高くなることを願っています。 次なる目標は「国際オリンピックへの出場」! 新たなスタートを切ろうと思います。 競技課題は、「アビリン高校」における入学試験の合否判定システムを課題に添って作成します。データベースは今日の情報システムにおいて根幹となる重要な部分を占めています。今回の競技においてもこれまでと同様に、DFD(注)の読み方やデータ処理の流れを理解したうえで、Accessを使用します。(注)DFD(Data Flow Diagram)とは、いわゆるフローチャートと異なりデータの流れを中心に図示したものです。金賞受賞者の感想24■ 参加選手数 6名石倉 正史福岡県DATA PROCESSINGデータベース

元のページ  ../index.html#26

このブックを見る