技能競技写真撮影 昨年度の東京大会からすると参加県のエントリーが増えて来たのは大変嬉しい事です。 今回からは更に競技の内容や撮影技術などレベルは高くなっていました。 競技テーマは、昨年同様に開催会場の「幕張メッセ」内外を多くの人に紹介する為のホームページ掲載写真、パンフレットに掲載する写真です。 選手は、競技前に統一のカメラ機材・PC・画像処理ソフト・プリンターの確認後に競技会場の幕張メッセの撮影ゾーンや禁止ゾーンをロケハンし撮影構想を練っていました。 競技の主な内容は、午前の競技では「会場内外の撮影そして撮影マナー」、午後からの競技は「撮影したデータをPCに取り込む作業」そして、「プリントする写真を選び画像処理ソフトで明るさ・色合い・サイズ調整作業」を行い、最終段階のプリント仕上げで6点を指定サイズにプリントし競技は終了です。 特に今回は障害者ワークフェアが再開になり人物撮影も評価の対象に大きく左右されます。初めて出会う人物に声かけしコミュニケーションをし、表情も出さなければなりません。 現在の職業写真は、撮影後の画像処理も求められます。審査を進める中、プリントまでの工程では■差でした。 提出された6点のプリントの内容が最終審査に大きく影響しました。メカニックな技術より表現技術に差が出たと思います。 課題テーマは『魅力ある幕張メッセ』です。上位入賞した提出写真は表現技術が特に素晴らしいと審査委員一同が評価していました。 写真は沢山撮ることが上達の近道。最後に選手皆様の熱意と高齢・障害・求職者雇用支援機構のご努力に敬意を表して講評と致します。主査45村上 光明講評
元のページ ../index.html#47