第42回全国障害者技能競技大会 大会報告書
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技能競技パソコン組立 今回、アビリンピックへの出場は2回目ですが、まさかという感じでした。金賞に選んでいただきありがとうございます。 出場しようと思ったきっかけは、入社時の面接で大会の存在を紹介して貰った事と、社内で過去の大会でこの競技で銀賞を獲った方がいたという話を聞き、挑戦してみたいと思ったからです。 競技に取り組むことにあたり気を付けた事は、きちんと課題を読むという事です。前回出場した時は、緊張と焦りで課題の内容を読み間違えてしまい、OSのインストール先を間違えて再インストールしなければいけないという手痛いミスをしてしまいました。そのため、練習時は前回の大会の課題内容を振り返り、課題通り行えているかというところを重視して取り組みました。そのような対策を行った事で今回の金賞受賞に繋がったのではないかと思います。 多忙な業務の中で、練習時間を捻出したり、限られた機材の中で出来るだけ競技課題の内容に近い環境を整えてくださったりした職場の皆様にはとても感謝しています。また、今回の経験を今後の業務に生かしたいと思います。本当にありがとうございました。 パソコン組立では、制限時間の中でデスクトップ型パソコンの中身を組み立て、ソフトウェアのインストールや設定を行い、パソコンとして利用できるようにします。具体的には、まずマザーボードにCPUやメモリーといったパーツを取り付け、次にパソコンケースにマザーボード、電源、ハードディスクといった様々なパーツを順番に設置し、結線していきます。組み立てたパソコンに、OS(Windows10)をインストールし、ネットワークに関する設定をするなど利用できるパソコンに仕上げます。選手の皆さんはハードウェアとソフトウェアの両面から作業を行い、その完成度・的確さや正常に動作するかを競います。金賞受賞者の感想46■ 参加選手数 7名舘野 裕太郎神奈川県PC ASSEMBLY AND TESTINGパソコン組立

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