技能競技DTP長野県 全国アビリンピックは昨年に引き続き、…2度目の参加になります。昨年は企画から…選手側で用意する課題だったのに対し、今年はテキストの支給があったため課題の主旨は掴みやすかったです。 昨年の反省点として、講評の際「何を伝えたいのか分からない」という指摘がありま…した。ビジュアルで見せることはできても…企画の内容を詰め、ユーザーに何かを訴求…するのは最も苦手とする分野でしたので、…昨年はその部分が大きく出たように感じて…います。 それを踏まえ、今大会では課題内容を汲み取り、なるべく変に捻りすぎずストレートな表現を意識しました。課題が「マイクロツーリズム」をテーマにしたリーフレットでした…ので、旅行代理店や観光協会などに置いてあっても違和感のないデザインを想定しま…した。 その部分を講評にて専門委員に評価いた…だいたので、安堵しております。 最後になりますが、職場の皆様や身内を…はじめ、多くの方々のお力添えで受賞に至れました。この場をお借りして御礼申し上げ…ます。 初めて全国大会に出場したのは、山形で開催された時でした。その時は銅賞だったのですが、講評で審査員の方に「タイトルが…ゴシックなら金賞だった」と言われ、あと一歩のところで金賞に…届かず、悔しい思いをした事を覚えています。 それから2度出場して失敗したり、コロナ禍という事もあって、入賞はおろか、県大会出場すらも遠ざかっていました。 今回出場を決めたのは、ただ単純に課題が面白そうだという…動機からでした。 今回の課題はリーフレットの表面4色(カラー)、裏面1色(モノクロ)となっていて、綴じ方向(折る場所)が右か左か不明なままだったので、綴じが左(主に横書き)でポップ調のパターンと綴じが右(主に縦書き)で和風のパターンを考えていました。 本番、綴じはどちらでも良いという事だったので、パソコンに入っている書体を確認し、左のパターンの方が自分のイメージに合った書体が揃っていたので、左のパターンで勝負する事にしました。 このパターンで特に意識した所は、マイクロツーリズムに合った…表紙にする為、すごろくをヒントにサブキャッチが生きるように配置し、写真やタイトルも一目で長野県だと分かるように工夫…しました。 ロゴは一目で日本の魅力を発見するものだと分かる様に、裏面はマイクロツーリズムと魅力再発見が分かりやすいように、それぞれ2P目・3P目と分けました。文字をしっかり読む方はわりと少ないので、なるべく図や写真で分かる様にしたつもりです。 結果、念願の金賞を獲得することができました。 私はこれで終わりではなく、スタートラインだと思っています。…自身への課題もいくつかありますので、これからの仕事に邁進…していきたいと思います。 競技内容は、観光業界における『マイクロツーリズム』という新しいムーブメントをテーマに、アフターコロナの時代に業界として回復を目指す観光 業界に消費者の興味を喚起するリーフレット(表面カラー/裏面モノクロ)の作成です。広告表現の最初の一歩であるアテンション(興味喚起)をテーマとした表面と多くの情報を整理し、わかりやすく表現することを求める裏面の表裏一体のデザイン力、表現力を競うものです。金賞受賞者の感想■ 参加選手数 14名■ 協賛企業等石川 小百合東京都10三澤 有香DESKTOP PUBLISHINGDTP
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