第43回全国障害者技能競技大会報告書
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技能競技喫茶サービス はじめに、選手のみなさんが、ご家族や所属団体・法人のみなさんと協力して、感染症対策など十分な体調管理をしながら準備を進め、大会に参加してくださったことに、感謝申し上げたいと思います。ありがとうございました。お疲れ様でした。 回数を重ねるごとに、選手のみなさんのサービスの技術が向上していると感じます。また、今回は特に…自分の強みを活かして、自分に合ったスタイルで、サービスをしている選手がたくさんいました。とても…素敵なことだと思います。 選手のみなさん一人ひとりが、「やれたこと」「やれなかったこと」を実感していらっしゃると思います。…来年に向けてすでに準備を始めている選手もいるかもしれません。 そんなみなさんにお伝えしたいこと…。①今回20分×2回、合計40分の競技の中で、「やれたこと」を挙げてみる。 小さなことでも構いません。きっとたくさんあるはずです。②自分の「やれたこと」を活かして、「やりたいこと」を見つける。 「もっと〇〇したい」「あの選手みたいに○○ができるようになりたい」など。③その「やりたいこと」を実現するために「やるべきこと」を考えて取り組む。 「やるべきこと」は「いま、できないこと」ではありません。自分が「やれたこと」を 活かして「やりたい」と思ったことを実現するための具体的な内容です。 このように「やれること」→「やりたいこと」→「やるべきこと」と進めることで、自分の強みを活かした、…自分らしいサービスが提供できるようになると思います。 最後になりましたが、この競技を実施するにあたり、競技の運営、備品や消耗品の手配など大会スタッフのみなさまをはじめ多くの関係者の方々にご協力いただきました。心より感謝申し上げます。ありがとう…ございました。主査小松 邦明37講評

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