第43回全国障害者技能競技大会報告書
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1開会式・閉会式挨拶等 72■第43回全国障害者技能競技大会 閉会宣言 先ほどの成績発表において、入賞された選手の皆様、誠におめでとうございます。また、全国アビ リンピックに向けて、練習を積み重ねてこられた全ての選手の皆様のご努力と、選手の皆様を支えてこられた指導者やご家族の皆様のご尽力に対し、心から敬意を表します。 選手の皆様には、この大会を通じて得られた技能、知識、経験、人間関係をこれからの人生の糧と して更に飛躍されることを期待しております。 先ほど、大会旗を引き継がせていただきましたが、全国アビリンピックは、今年度の第43回大会に続き、来年度の第44回大会、再来年度の第45回大会と、3年連続で、このアイチ・スカイ・エキ スポでの開催となります。開催地として、そして、主催者として、全国からお越しいただく選手や関係者の皆様をお迎えし、今年以上に盛り上がる大会となるよう、しっかりと準備を進めてまいります。 最後に、本大会の開催にご尽力されました関係各位に対し、深く敬意を表しますとともに、本大会に関わった全ての皆様の一層のご活躍を祈念申し上げて、私の挨拶とさせていただきます。独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構理事長輪島 忍 11月17日に開会した第43回全国障害者技能競技大会「アビリンピック」が、多くのみなさまのご支援とご協力を賜り、滞りなく全日程を終了し、成功裡に幕を閉じることができますことを、 主催者を代表して心より感謝申し上げます。 入賞の栄誉に輝いた選手のみなさま、心からお祝いを申し上げます。また、入賞には至らなかった選手のみなさまにおかれましても、持てる力を発揮して大いに健闘されました。みなさま全員に深く敬意を表しますとともに、選手を支えてこられたご家族、企業等関係者のみなさまにも心よりお礼 申し上げます。 今大会には、4年ぶりにコロナの制約のない大会となり、たいへん多くの方々に会場まで足を 運んでいただきました。また、技能競技やワークフェアの様子についてはウェブ配信も行い、こちらも多くの方々にアクセスいただきました。会場内はもとより、ウェブ配信をご覧になった全国の方々に向けて、選手のみなさまがひたむきに競技やデモンストレーションに取り組む姿が発信され、障害のある方々の優れた職業能力と雇用の可能性を力強くアピールすることができたものと確信して おります。 このアビリンピックに参加し、競い合い、多くの参加者と交流を広げた経験が、みなさまの財産となり、今後の職業生活において、さらなる充実をもたらし、自信と誇りを持って、一層ご活躍される ことを願っております。 4年後の2027年には、フィンランド・ヘルシンキにおいて第11回国際アビリンピックが開催 されることが決まりました。当機構におきましても、国際大会に向けて今後も国内大会の充実を 図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 結びに、今大会の開催に当たりまして、ご支援、ご協力をいただきました厚生労働省、中央職業能力開発協会、愛知県をはじめ多くの関係者のみなさまに深く御礼申し上げますとともに、みなさまの益々のご健勝、ご活躍を祈念いたしまして、ここに第43回アビリンピックの閉会を宣言します。

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