第43回全国障害者技能競技大会報告書
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技能競技6洋裁鹿児島県 自分の服の補正ができるようになりたくて、職業訓練校で洋裁を学びはじめ、先生方のすすめで、アビリンピック全国大会に出場することとなりました。 アビリンピック全国大会には、2016年大会から今大会まで5回出場しました。この間、銅賞を2回、2019年大会では銀賞を、2022年大会では、金賞受賞を目標に頑張ってきましたが、競技課題の完成に至らず、残念な結果に終わり悔しい思いをしました。 しかし、完成に至らなかったことで、大会審査員の先生方から、自分の作品について、アドバイスをいただき、これまで見落としていたことなど、沢山の気付きを得ることができました。 今大会は、昨年のアドバイスを振り返りながら、練習に取り組み、念願の金賞をいただくことが…できました。 これも、審査員の先生方、練習中,ご指導をくださいました先生方、アビリンピック全国大会に…出場することを喜んでくださり、会社でも練習時間を設けてくださった社長をはじめとする上司の方々、たくさんの方々に支えられながらいただけた金賞です。 心から感謝いたします。ありがとうございました。公益社団法人全日本洋裁技能協会JUKI販売株式会社 競技課題は、薄手ウールを使用したオーダー仕立ての「オーバーブラウス」の製作です。選手には粗裁ちした布地が支給されますので、競技では裁断→芯貼り→印付け→本縫いミシン→アイロン→ロックミシンの順で作業を 進めます。接着芯はしっかり貼り、前身頃丈の長さ、袖付け、衿付けが左右 対称であることが重要です。オーダー仕立てのため、裾などの折上げ(ヘム)は手まつり、ボタンホールも手でかがります。金賞受賞者の感想■ 参加選手数 4名■ 協賛企業等小濵 望DRESS MAKING-ADVANCED洋裁

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