第4回国際アビリンピックは、9月1日から5日までの5日間にわたり、オーストラリアのパースで、32カ国(地域)から1000人以上の参加のもとに開催されました。
日本からは、職業技能競技15種目に28名、生活余暇技能競技3種目に14名、舞台芸術2種目に6名、計48名の選手が日頃鍛えた技能を競いました。
日本選手団の成績は以下のとおりです。
賞 | 参加種目 | 氏名 |
---|---|---|
金賞 | 旋盤 | 鈴木 忠光(すずき ただみつ) |
〃 | 野外撮影 | 藤森 武(ふじもり たけし) |
銀賞 | 自動車運転 | 鈴木 昭一(すずき しょういち) |
〃 | 洋裁(型紙作成) | 石田 勝彦(いしだ かつひこ) |
〃 | 貴金属装身具 | 竹田 秋雄(たけだ あきお) |
銅賞 | 洋裁(裁縫) | 三塚 佳子(みつつか よしこ) |
〃 | 電子機器組立 | 阿部 政義(あべ まさよし) |
特別賞 | 広告美術 | 横田 弘忠(よこた ひろただ) |
〃 | 家具 | 近藤 利弥(こんどう としや) |
〃 | パソコン(プログラミング) | 芹澤 昭宏(せりざわ あきひろ) |
〃 | 電子機器組立 | 山下 達也(やました たつや) |
〃 | 英文タイプ | 高橋 玲子(たかはし れいこ) |
日本とは機械が違ったので大変だった。技術的レベルの差があるかと思っていたが、世界的レベルは同じだと思った。各国の人々と技術を競い合い、交流を楽しんだ。パースは気持ちがゆったり出来て、とてもいいところだ。
英語の指示が読めなかったり、競技時間がぎりぎりであせったが、賞をもらい、びっくりした。外国の障害者が頑張っている姿を見て、頑張ろうという気持ちを強く持った。参加することに意義があるというオリンピックを始めたクーベルタンの有名な言葉にもあるように、競技を競うのと同時に、各国の人達と交流することも非常に重要と思った。