第８回国際アビリンピック概要

第8回国際アビリンピックは、大韓民国ソウル市において、平成23年9月25日日曜日から30日金曜日までの6日間にわたり開催されました。同大会では、職業技能競技29種目、職業技能基礎競技4種目、生活余暇技能競技7種目の計40種目が行われたほか、展示・デモンストレーション、国際会議などが行われ、52カ国・地域から1,533名が参加しました。
　職業技能競技、職業技能基礎競技及び生活余暇技能競技等には、36カ国・地域から延べ451名の選手が参加し、日本からは、平成22年に神奈川県で開催した「第32回全国障害者技能競技大会」等において優秀な成績を収めた31名が、16種目の職業技能競技及び職業技能基礎競技に参加し、金賞を2人、銀賞を4人、銅賞を7人及び特別賞を5人が受賞しました。

第8回国際アビリンピック入賞者

金賞

銀賞

銅賞

特別賞

受賞者の歓びの声

馬場　末義（ばば　すえよし）　＜義肢製作　金賞＞

「皆様のおかげで金賞を取ることができました。どうもありがとうございました。右手に軽度の麻痺がある中で受賞できたことがうれしいです。」

木戸　健裕（きど　てるひろ）　＜データベース（基礎）　金賞＞

「ここまで来られたのは応援してくださった皆様のおかげです。金賞を取れたことを大変誇りに思います。」

山本　嘉則（やまもと　よしのり）　＜家具（応用）　銀賞＞

「うれしいです。最高ですよ。本当にありがとうございました。」

玉寄　涼（たまよせ　りょう）　＜機械ＣＡＤ　銀賞＞

「少し悔しい気持ちはありますが、最高にうれしいです。」

関野　賢志（せきの　けんじ）　＜データベース（基礎）　銀賞＞

「韓国の人が強いと思ったが、銀賞を取れてうれしかった。世界の人に私の実力を見せることができました。」

尾形　勇旗（おがた　ゆうき）　＜洋裁（基礎）　銀賞＞

「すごくうれしい。練習の成果が出せました。」

米澤　勉（よねざわ　つとむ）　＜英文ＤＴＰ　銅賞＞

「競技終了後は全く自信がありませんでしたが、受賞のご報告をいただいて大変うれしく思いました。ありがとうございました。」

八百　奈央子（やお　なおこ）　＜データベース（応用）　銅賞＞

「本番で少し緊張して十分に納得したものが提出できなかったのが残念でしたが、それでもメダルを取ることができて良かったです。」

門田　雅行（かどた　まさゆき）　＜データベース（応用）　銅賞＞

「前日に出された課題のボリュームが多く、準備が十分できなかったが、それでも銅メダルが取れたのでうれしく思います。チャンスがあれば、また上を目指したいです。」

粟﨑　高行（あわさき　たかゆき）　＜ホームページ作成　銅賞＞

「ここまでこれたのも家族と会社の方をはじめ、応援してくださった皆様のおかげと感謝しています。日本に受賞のお土産を持って帰ることができてよかったと思います。」

清水　信吾（しみず　しんご）　＜コンピュータ組立　銅賞＞

「持ち込むべき道具を勘違いして持ってこず、急きょレンタルして対応することになりましたが、なんとか銅賞に入ることができました。」

勝澤 崇（かつざわ　たかし）　＜コンピュータプログラミング　銅賞＞

「短時間で完成させるため、今回初めて使う機能を試行錯誤しながら使いました。完成度は低くしても完成させられて良かったと思います。出場する機会を与えていただいて本当にありがとうございました。」

杢田　悠（もくた　はるか）　＜洋裁（基礎）　銅賞＞

「メダルを取れると思っていなかったので、うれしかったです。がんばりました。」

橋野　友絵（はしの　ともえ）　＜英文ＤＴＰ　特別賞＞

「自分でどこが良くなかったかわかっているので、とても悔しいです。賞をもらって帰れるのは良かった。」

金城　真美（きんじょう　まみ）　＜建築ＣＡＤ　特別賞＞

「今の実力は全部出し切りましたが、メダルには至りませんでした。でも、特別賞に入賞ということで満足しています。」

五十嵐　彰宏（いがらし　あきひろ）　＜電子機器組立・テスト　特別賞＞

「精一杯頑張ったので、自分なりの成績を出せることができました。最高です。本当にありがとうございました。」

石川　芳伸（いしかわ　よしのぶ）　＜義肢製作　特別賞＞

「こういうところに出していただいて感謝しています。特別賞という結果でしたけれど、精一杯頑張ったのでこれが実力なのでしょう。」

渡邊　由加里（わたなべ　ゆかり）　＜フラワーアレンジメント　特別賞＞

「次の目標、めざすスタート地点がわかったような気がします。日本人として恥ずかしくない戦いができたことを誇りに思います。」

• 第8回国際アビリンピックへの派遣概要
• 第8回国際アビリンピック日本選手団記録映像(ダイジェスト版)