令和4年度就業支援ハンドブック
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○九月五日以降、基づき、学校から○職業安定法27条の分担にハローワークから事業所へ交付七月一日以降交付六月三日以降提出応募書類の提出生徒を事業所へ「紹介」(進路相談で)実習終了後、本人・保護者に求人票の条件を提示して説明。学校へは事業所から求人票(写)の送付ハローワークが受理 事業所学校 ( ) 第2章第3節授業として採用選考への流れ■推薦開始■応募の受付■職業相談・職業指導■求人票交付■ハローワークへ「求人申込書」提出現場実習内定及び内定承諾採用選考(面接等) () ※職業安定法27条により職業紹介まで学校が業務分担している場合は職業紹介が可能。分担していない場合、ハローワーク窓口にて紹介を受ける。現場実習■現場実習は授業の一環として設定している。受理日月日紹介日月日選考日月日内定日月日「内定」後の現場実習■4月からのスタートを スムーズに迎えられるために。■支援体制の確認のために。(顔合わせ等)■想定業務の確認のために。 ■1/18~20現場実習(入社前)採用(予定)日月日雇用契約4月~ 6月3日以降 7月1日以降 9月5日以降 9月16日以降 ■9/11~15現場実習② ■9/20紹介、9/21応募■9/25選考■10/1内定日 事業所に生徒の応募の意思を伝えた日※職業紹介雇用条件等が希望に合致するか等、応募の意思を確認し事業所に伝達。 第2項 支援事例の紹介図2 現場実習と採用選考の流れ(事業所説明用)(実習の評価は「授業の評価」であって、選考基準ではない)■3年生の実習により適性を把握したうえで、事業所へ紹介を行う。(「紹介日」以降の実習の実施は選考と判断されるので注意すること)プラン(例) ■6/19~23現場実習① ■7/24求人票受理・交付 《発達障害者(軽度知的障害を重複) Aさん 男性 18歳》1)事例の概要 「先生、もう1回M社で実習して確かめたいんだけど・・・」 夏休み前、3年生は一斉に進路面談を実施する。本校では、本人・保護者・担任・進路担当の4人が参加している。 順調な生徒は、この面談で求人への応募について方向性を確認する。「N社かO社か」や「この会社へ応募でいいか」等で迷う生徒も、これまでの現場実習が不調な生徒も、この時期には一定の方向性のもと、秋の就職活動へと向かう準備をしていく。 この時期、Aさんの進路面談も設定された。 部活動では東京都代表チームにも選ばれ、チームを引っ張るリーダー、授業ではストイックなまでに清掃作業に取り組む。そのような彼も、中学 第3節 特別支援学校における支援の実際 123

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