令和4年度就業支援ハンドブック
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第1章第1第章2節第2節1)インテークのステップ1)インテークのステップ〇「インテークは支援機関の顔」である。利用者にとっては初めての接触〇「インテークは支援機関の顔」である。利用者にとっては初めての接触で緊張していることも多いため、受容的・共感的態度で接しなければなで緊張していることも多いため、受容的・共感的態度で接しなければならない。最初に応対した支援者の接遇如何がその後の支援に影響を与えらない。最初に応対した支援者の接遇如何がその後の支援に影響を与えることがあるので充分に留意し、丁寧な対応を厳に心掛けるべきである。ることがあるので充分に留意し、丁寧な対応を厳に心掛けるべきである。〇話している言葉よりも「話したいこと」に注目して、真のニーズや本音をつかむことが大切である。第2項 インテークのすすめ方第2項 インテークのすすめ方図1 インテークのステップ図1 インテークのステップ6)自己理解の促進第2節 職業に関する方向付けのための支援 11 利用者本人の主体的な取組みによる就業支援を行うためには、適切な自己理解が必要である。インテークやアセスメントは、支援者にとっては支己理解が必要である。インテークやアセスメントは、支援者にとっては支援のための情報収集であるが、利用者にとっては、過去を振り返り、現状援のための情報収集であるが、利用者にとっては、過去を振り返り、現状を理解し、将来を考える貴重な機会となるものである。インテークやアセを理解し、将来を考える貴重な機会となるものである。インテークやアセスメント、プランニングの過程を通して、自らの希望を明確化し、職業能スメント、プランニングの過程を通して、自らの希望を明確化し、職業能力や労働市場などの情報を整理し、それらを関連づける作業を共に行い、力や労働市場などの情報を整理し、それらを関連づける作業を共に行い、自己理解が促進されるようにしなければならない。自己理解が促進されるようにしなければならない。 ① 主訴の把握 ① 主訴の把握 利用の申込みがあった場合は、まず何を求めているのか、どのように支 利用の申込みがあった場合は、まず何を求めているのか、どのように支援してほしいのか、利用目的は何か、という利用者の意向・希望(主訴)援してほしいのか、利用目的は何か、という利用者の意向・希望(主訴)を把握する。を把握する。<ポイント><ポイント>〇主訴や受付に必要な情報を的確に把握するため、インテークのための様〇主訴や受付に必要な情報を的確に把握するため、インテークのための様式をあらかじめ定めておくとよい。様式の内容は、支援機関によって異式をあらかじめ定めておくとよい。様式の内容は、支援機関によって異なるが、例えば申込者、連絡先、障害状況、主訴、他機関の利用状況、なるが、例えば申込者、連絡先、障害状況、主訴、他機関の利用状況、相談結果等が含まれる。相談結果等が含まれる。 第2節 職業に関する方向付けのための支援 11

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