令和4年度就業支援ハンドブック
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第1章第4節ジョブコーチの種類配置型ジョブコーチ訪問型ジョブコーチ企業在籍型ジョブコーチ特徴地域障害者職業センターに配置するジョブコーチ。就職等の困難性の高い障害者を重点的な支援対象として自ら支援を行うほか、訪問型ジョブコーチおよび企業在籍型ジョブコーチと連携し支援を行う場合は、効果的・効率的な支援が行われるよう必要な助言・援助を行う。障害者の就労支援を行う社会福祉法人等に雇用されるジョブコーチ。(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構等が実施する訪問型職場適応援助者養成研修を修了した者であって、必要な相当程度の経験および能力を有する者が担当する。地域障害者職業センターが策定、または社会福祉法人等が作成し地域障害者職業センターが承認した支援計画に基づき支援を実施。障害者を雇用する企業に雇用されるジョブコーチ。(独)高齢・障害・求職者雇用支援機構等が実施する企業在籍型職場適応援助者養成研修を修了した者が担当する。地域障害者職業センターが策定、または企業が作成し地域障害者職業センターが承認した支援計画に基づき支援を実施。2 ジョブコーチに関する制度1)国のジョブコーチ制度 現在、国のジョブコーチ支援制度においては、3種類の職場適応援助者(ジョブコーチ)がある。地域障害者職業センターの職員である配置型ジョブコーチ、職場適応援助者助成金に基づく訪問型ジョブコーチと企業在籍型ジョブコーチである。1) なお、それぞれのジョブコーチの特徴は下ページの表のとおりである。 ① 職場適応援助者助成金(訪問型職場適応援助者助成金、企業在籍型職場適応援助者助成金)とは ② 職場適応援助者助成金を活用するには 本助成金は、職場適応に特に課題を抱える障害者に対して、職場適応援助者(ジョブコーチ)による支援を実施する場合に助成するものであり、障害者の職場定着を図ることを目的としている。 第4節 就職から雇用継続に向けた支援 61

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