令和4年度就業支援ハンドブック
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第1章第1節第1項 就業支援のプロセスの構成図1 就業支援のプロセス2 第1章 就業支援のプロセスと手法 障害者を対象とした就業支援のプロセスは、一般的には、「①職業に関する方向付けのための支援(インテークからプランニングまで)」、「②職業準備性の向上のための支援」、「③就職から雇用継続に向けた支援」とに大別できる。このうち、「③就職から雇用継続に向けた支援」は、支援内容の違いや関わる担当者の違いなどから、「就職のための支援」と「雇用継続(職場適応)のための支援」とに分けることができる(図1)。 このように就業支援のプロセスを分けて考えるのは、それぞれのステップごとに支援の目標や内容が大きく異なり、連携する関係機関にも大きな違いがあるからである。この就業支援の全体のプロセスをよく把握し、自分が行っている支援が、全体のどの位置にあるもので、何を目標としているのかを、正しく把握していることが極めて大切である。第1節 就業支援のプロセス

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