ー卸売業・小売業(飲食料品卸売業)代表取締役社長一森下義弘さん当社は、以前は青果物を扱う選果場でした。選果場は年間を通して仕事を安定的に確保することが難しく、パート職員の離職が多かったのですが、特例子会社を設立したことで、法定雇用率の達成だけでなく、作業環境の整備と安定的な雇用の確保が可能となりました。青果物を扱う市場は気性の荒い人が多いため、当初は障害のある人がやっていけるか心配したこともありましたが、皆、まじめで素直なので、今では農家の方々からとても喜ばれています。プレッシャーにならない程度に仕事を任せていきたいと思っています。本人の不安を軽減することが大切なので、一人ひとりの状況をこまめに聞くようにしています。年1回のボウリング、グランドゴルフ、カラオケ大会などには皆、積極的に参加してくれます。食堂では障害のある社員も障害のない社員も一緒に食事をとり、日々、特にお互いを意識せすに仕事をしています。おかげで、今は会社に活気があります。職務内容と工夫仕事の切り出しはせす、既存の業務の中で本人ができることを担当してもらう岡本さんは、なす加工部門のリーダーに昇格した。作業の進行を見ながら原料や箱、袋などを供給o同時に終わったところを片づけ、作業が終わると明日の準備をする。まさに目配り、気配りの岡本さんだからできる業務である。,むの舌奪横む場合と.3紐積みで積むとさがある.↓三99積3す本人の強みや長所を見極め、職域を拡大障害のある社員には、障害特性に関わらす様々な業務をやってもらいながら、キャリアアップを図っている。選果の業務を担当していた松村さんは、トラックの運転もできたので、2年目以降は集荷も担当している。その後、フォークリフトの免許を取得してさらに職域が拡大o今は症状も安定し、嘱託社員に昇格。集荷業務の準責任者を務めている。
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