各事業所の取組101災害発生時における救急・避難等の対応高547m地点の神社を避難場所に決定した。2 日頃の目配り 日頃から事業所内で車いすの社員がスムーズに移動できるため動線を確保している。通路の幅は車いす2台がすれ違えるように1.2m程度(最低0.9m以上)確保し、車いすのタイヤをパンクさせないように部品を通路内に落下させない、物品を仮置きもしないように月1度の5Sパトロール活動で徹底している。3 避難体制の見直し 自衛消防隊にて7班に役割分担を行い、それぞれに班長・副班長等を決めて役割を事前に確認した。車いす使用の社員の避難時には精神障害のある社員などが障害のない社員と交替で押す場合があるが、体力のある社員または2人体制で車いすを押すようにして負担軽減を図っている。また、混乱なく避難できるように、「津波発生の有無」「火災発生の有無」等の避難場面をいくつか想定し、避難行動のフロー図を作成した。作業場周辺の通路幅は120cm以上、作業場内は90cm以上を確保
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