ケースブック
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各事業所の取組10障害のある労働者が改善活動に参加し、オリジナルのピクトグラム・分析シートを使って改善点を考える株式会社キョウセイ知的障害精神障害■ 改善前の状況 健常者主体で職場改善活動を進めたが、実際に作業をする障害のある社員にとってはわかりにくく、使いにくい改善内容であり、作業をする社員のことを考えた改善とはいえなかった。■ 改善策・障害のある社員が改善活動に参画することが重要と考え、「みどりの活動」(※)を立ち上げ、工場にある「危ない」「やりにくい」「悩む」などの問題点を見つけ、改善することとした。(※みどりは「みんなで」「どんどん」「りそうを目指す」の頭文字)・障害のある社員が改善活動に参画するため、次のような工夫を凝らした。①改善活動の前に、活動の目的や活動の進め方、問題のある作業とは何かなどを理解してもらうため、勉強会を開催。②障害のある社員にも、職場の「重い」作業、「まぶしい」場所などの問題をより見つけやすくするために、オリジナルのピクトグラムを作成し、言語データと併用して使った。③問題点を深掘りできるように、ピクトグラムとオリジナルの分析シート「だからシート」「だか「だからシート」「だからボード」オリジナルのピクトグラム

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