ケースブック
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各事業所の取組153メンタルヘルスケア対策■ 改善後の効果 フレックス勤務により通勤ラッシュが避けられたことや体調に応じ勤務時間が調整できることにより、社員の体調の安定化が図れた。 また、在宅勤務の導入により、通勤によるストレスが減り、通勤時間に掛かる身体的負担もなくなったことで、体調管理がしやすくなった。 また、自宅の落ち着いた環境で勤務できることで、集中して業務にあたることができるようになった。■ 担当者の声辻 庸介さん(品川サービス部 次長) 「在宅勤務については、業務内容や体調管理の面等を考え、在宅勤務可能な社員に対して実施しています。在宅の頻度は週1~4日と個別に決めていますが、週1日以上は出社するよう指示しています。また、在宅では社員の表情等が分からないため、朝礼などの打ち合わせ時には、顔が見えるよう、Microsoft Teamsのビデオ通話で対応をしています。フレックスタイム制度については、通勤混雑を避けるために出社時間を少し遅らせたり、勤務時間を1日30分~1時間、時間調整するという形で活用をしています。総じて、体調面の安定化という点でメリットがあると感じており、業務内容によっては業務効率が上がるケースもあり、一定の成果が出ていると感じています。」

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