各事業所の取組14障がいのある労働者の声も反映させながら安全衛生活動へ参加株式会社旭化成アビリティ 延岡営業所すべての障害■ 改善前の状況 1985年に特例子会社として設立以降、障がいのある社員を雇用してきた。法定雇用率引き上げにより採用数がさらに増加していることや、採用者の障がいも多岐にわたっていることなどにより、社内での業務指導(教育)や職場定着のための対応、社員同士のコミュニケーションなどについて困難さが出てきており、安全面や健康面、活き活きと働くための教育、環境づくりについても社内において整備していく必要があった。※「安全衛生」関係は、以下「安全健康」と表記します。■ 改善策 2017年10月に本社組織として「活き活き推進部」を創設し、それまで行っていた「安全」「健康」に「教育・研修」「職場環境改善」「レクリエーション」といった要素も加え、「社員一人ひとりの成長」や「組織の更なる発展」のために幅広く活動できるようにした。これらの活動は、お世話係(業務以外の定期面談、社員研修など)、各業務の担当者(インストラクター)が役割分担しながら行っている。 また、毎月行っている安全衛生委員会や全体朝礼、毎日の朝礼の場を利用して、所長や所属長などから全社員に対し安全面や健康面に対する意識付けを行っている。安全健康に関する活動〇労働安全マネジメントプログラムの年間計画 年間計画を立て、安全健康活動や活き活きと働ける職場づくりなどに関する社内研修などを実施している。 年間計画の検討や振り返りには障がいのある社員も参加しており、当該社員の声も反映できるようにしている。
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