各事業所の取組1622 定着支援の内容○定期面談の実施・全社員:入社1週間後、定着支援コーディネーターが全社員と面談を行う。・精神障害のある社員:入社後半年から1年までの間、月1回の定期面談を行う。職場定着上の課題や本人からの希望等に応じて、面談期間を延長する。○社内外関係者との連携・面談の内容に応じて、社内の関係者(産業医、保健師、上長、企業在籍型ジョブコーチ、障害者職業生活相談員)や社外の関係者(主治医、支援機関)と連携する。○社員の相談窓口の設置・全社員が相談できる窓口として「つなぐ相談室」を設置。全事業所からの相談を定着支援コーディネーターが受けている。3 障害者雇用に関する啓発・管理者研修の実施:全管理者を対象に、グループワーク(事例検討)を中心とした研修を実施(年1回)・「障がい理解研修」の実施:全社員を対象に、障害特性や配慮が必要なこと等を相互に理解するための研修を実施(年1回)【精神障害のある社員に対する面談・定着支援時の工夫】○体調を記録する体調管理ツール「つなぐログ」を導入。体調や疲労度合い、対処行動等を毎日記録してもらい、定期面談時に定着支援コーディネーターと社員が一緒に振り返りを行うことで、社員自身が体調の波や不調のサインに気づき対処行動を取ることができるようにしている。○面談時には面談の目的を踏まえて解決したい課題及び目標設定を行い具体的に取り組むことにより、面談期間が長期化しないように留意している。○定着支援担当からのアドバイスだけではなく、社員自身が考えて解決策を導き出せるような関わりを意識している。
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