各事業所の取組18障がいのある労働者の声を反映した安全衛生活動ウシオ電機株式会社すべての障害■ 改善前の状況 以前から聴覚障がいのある方を中心に障がい者を雇用してきたが、障がい者雇用が増える中、さらなる職場の安全衛生向上のために、今まで以上に障がいのある社員の悩みや困りごとを知り、企業としての活動の方向性の確立や支援体制の構築を行う必要があった。■ 改善策〇2017年7月ダイバーシティ推進プロジェクトを全社始動。この分科会の一つとして「障がい者雇用分科会」を発足 すでに聴覚障がいのある方を雇用していた播磨事業所の施策を強化し、他事業所へ定期的に情報発信・展開している。また、障がいのある社員への配慮事項や雇用マニュアル等の情報収集、他社事例の収集、関係機関との連携による取組等を進めた。 プロジェクトの活動開始にあたって、まず取り組んだことは、各分科会の活動方針(ミッション)策定であり、障がい者雇用分科会としては、次のミッションを掲げ、全社的な活動に取り組んでいる。<活動の方針「ミッション」の策定>1.誰もが安心安全に、いきいきと働ける環境作り ➡【モチベーションの向上】2.互いが理解し、尊重し合える風土の醸成 ➡【すべての社員の意識の改善、理解の向上】3.法定雇用率の達成と維持継続 ➡【社会で活動する使命を果たす】(資料・支援ツール179ページ)
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