ケースブック
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各事業所の取組30知的障害のある労働者に対する安全教育の工夫、労働者の声を聞いた事故防止のための対策株式会社ハチカン知的障害■ 改善前の状況 工場内の業務では、スリップや機械等への衝突による転倒で怪我することもあり、障害を有する社員も含めて、事故予防・再発防止について理解を徹底する必要があった。■ 改善策1 社内の「安全教習所」で体験型の安全教育 社内に安全教習所を設置し、指差し確認の練習、適切な安全保護具の知識の教育、機械への巻き込まれや床での滑り等の体験を行えるようにしており、毎年1回全社員が受講することとなっている。 例えば、靴底が消耗すると滑りやすくなるので新しいものと交換が必要になるが、写真付きで交換時期を解説し、実際に体験して学べるようになっている。○安全教習所の内部勾配のある板で滑り度合を体験

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