ケースブック
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各事業所の取組36労働者がセルフケアに取り組むことができるようになるための研修の実施シダックスオフィスパートナー株式会社すべての障害■ 改善前の状況①全体の80%の割合を占める精神障害のある社員の心の健康には、不安の蓄積を回避し、やりがいとモチベーションの維持・向上につながるキャリア形成の仕組みづくりが重要と考えられた。②従来行われていた集合研修では、居眠りやただ参加しているだけといった態度の社員が目立ち、研修の進め方そのものを検討する必要性があった。③効果的な研修を行うためには、支援員のより一層のスキルアップも求められた。■ 改善策1 セルフケアに関する研修(グループワーク)の実施 キャリア推進室が中心となり年間スケジュールを決め、セルフケア以外の研修を含めた各種研修を月1回実施するように計画した(資料①:セルフケア方法構築の進め方、資料②:事前配布資料、資料③:研修・グループワーク資料)。 なお、研修においては、社員の理解力などにより、補足が必要と感じる場合は、追加説明することなどの配慮を行っている。

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