102Point 議論や提案しやすい雰囲気づくりへの工夫・配慮等・ 聴覚障害のある社員には事前に会議資料を渡し、会議中は電子メモパッドを用いて内容を説明する。・ 人前で発言が苦手なチャレンジドも多いため、発言は無理強いしない、事前に個別で聴き取りを行い指導者が書面にしておく等により、参加者の緊張感を和らげる。・ 支援担当者はチャレンジドから出た意見を否定せず、しっかり受け止めてから回答を行うことで、次の発言に繋がるよう心掛ける。・ 入力しやすいフォーマットを用意し、書面に沿った入力ができるよう配慮する。表現が難しい内容等については、支援担当者が追記しフォローする。Point 障害のある社員に対する会議の目的や参加の仕方への理解の深め方 ・ 会議の目的や運営方法、日々の仕事にどういった意識で取り組んでいくかなどを書面で説明。 ・ チャレンジド以外の社員全員にフォローしてもらうため、同内容を掲示板に張り出して周知し、毎回の会議の議事録を回覧。毎月の全体会議でも議事録を発表し、周知徹底を行う。 ・ チャレンジドの意見やアイデアを取り上げることで、自分たちの作業や執務環境の改善に反映する実感を持ってもらう。
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