・入社時研修・OJTの見直しにより、新入スタッフの育成体制を確立することができた。また、研修進捗を把握できるOJTシートの活用やデジタルツー10○支援人財の育成(1)支援スキル向上をビジネスプラン(年間目標)に明記(2)対人援助スキルの強化①合理的配慮や虐待防止の観点から「自己点検シートを活用したケーススタディ」を担当職種ごとに分かれ、実施した。具体的な場面での効果的な声掛けなどをテーマに参加者間で意見交換し、グループスーパービジョンを行った(資料・支援ツール⑥(P132))。②「障がい者権利擁護(理解促進)」のため、発達障がいのいくつかの特性を当事者視点でVR体験(VR Angle Shift(株式会社シルバーウッド提供))する研修を実施した。当事者の立場に立った時に「何を感じ、どのように思うのか」を考え、普段行っている支援の振り返りと業務への配慮につなげた。③社員との面談時に複数のスタッフで事前支援ミーティングを実施し、課題の共有や支援状況の確認を行うステップを設けた。その後、「定期面談管理表」を併用し、定められた面談頻度に基づき、担当スタッフが社員面談を実施している。○研修制度、自己啓発プログラムの充実化(テーマの充実)(1) Teamsを利用した研修情報共有Teamsを通じて誰でも自由に書き込み・閲覧できる場を創設し、障がい者支援スキル・ビジネススキル等について情報共有を行った。(2) 障がい福祉分野の有料オンライン研修(eラーニング)サービス「サポーターズカレッジ」の利用障がい福祉分野の知識習得のためWEBによる講義の受講を可能とした。短時間で必要な情報を受講できるため、各自がケースに応じた支援方法をいつでも学べる環境となった。◆取組後の効果・社員を支援する視点、認識のすり合わせを行うことができ、支援人財間での認識の隔たりが解消された。また、スタッフと管理職双方の考えや立場を理解するきっかけとなった。
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