16すべての障害サブリーダー制の導入によるリーダー育成および相談情報の共有化◆取組の背景◆取組 ○サブリーダー制の導入障害者が主役となる特例子会社として、障害者雇用200人を目指している。従前から雇用する障害者を管理監督する担当として障害のある社員をリーダーに設定していたが、圧倒的に人数が少なく、障害のある社員20名に対してリーダー1名程であり、十分な業務ができていなかった。障害のある社員の中から管理監督業務に適性があると思われる人材を「サブリーダー」として新たに任命し、リーダーの補助だけでなく、障害のある社員の身近な相談窓口として機能させた。新任のサブリーダーには、会社が主催する「サブリーダー研修」(資料・支援ツール⑨(P141〜143))の受講等を通して、その目的や心得を伝達している。また、サブリーダーがリーダーと部下となる障害のある社員の板挟みになる等のリスクを避けるため、リーダーとサブリーダーを中心として障害のある社員の業務日報の情報を共有化し、必要に応じて総務課に所属する総務支援員が個別に聞き取りを行う等、業務の心的負担の軽減に努めている。サブリーダー研修を受講した社員の感想(一部抜粋)ラインメンバーに頼られた時にキチンと受け答えができるようになりたいと思っています。受けたい教育としては、P板や部品の知識とリサイクルをとおしてお客様にどう向き合うのかを知りたいと思います。今後も教育は新しい考え方を取り入れる機会と捉え、楽しみにしています。○相談情報の共有化毎週火曜日と木曜日の昼休みを「みどりの時間」として、誰でも相談できる窓口を総務課に設置し、不安を抱える社員の悩み等に対応し、必要に応じて支援機関、医療機関やご家族と情報共有し、支援している。株式会社ダイキンサンライズ摂津
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