232.支援方法に困っている企業は多く、見学会や講演を通じて自社での支援のヒントになっている。また、障害者就業・生活支援センターが開催する委員会の事務局も担っており、支援者側の視点も得られ、一方向で考えるのではなく、企業と福祉の立場や本人の考えを学ぶ大変有益な機会になっています。◆取組後の効果1.支援員が講演を行うことで様々な知識とスキルが身に付き、支援者としてもレベルアップが期待でき、カウンセリングスキル・コーチングスキル・ティーチングスキルの獲得も現実的となっている。また、障害のある社員が講演に参加することで障害のある社員自身も成長を実感している。◆担当者の声(P20に写真掲載)(相談役担当部長 高橋様、渋谷事業所所長 田中様、調布事業所所長 栗田様、渋谷事業所業務部グループリーダー 大野様)講師の経験を重ねることで講演内容について理解が深まり、徐々に自社の取組について自信をもって話せるようになりました。話す際は声を大きく出すなど、細かい点についてもスキルが蓄積してきたと思います。外部機関の講師を行った際、他企業の方が苦慮していることも多く耳にしました。その時に「シダックスではこういう風に取り組んでいる」と自社の取組を発信できたり、反対に多くの参加者から素晴らしい意見を聞くことができたりしたときに講師をして良かったと感じます。
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