障害者の職場改善ケースブック
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・休職期間の対応… (1)休職期間の会社対応 (2)連絡方法          (3)1人暮らしの対応について、まとめた。・職場復帰判定メンバー… グループ全体の関係者と支援機関、必要に応じ外部機・そ  の  他… トラブル発生時や専門的判断が必要な場合は、労働基32精神障害発達障害支援員が安心して対応できるように、休職から復職までを仕組化◆取組の背景◆取組精神障害者や発達障害者は体調不良から欠勤や休職に繋がるケースが多く、かつ、当事者の状況は様々であるため、支援方法も極めて難しく、支援員の負担となる場合もあった。そのため、支援員全員で、また会社全体で対応する方法に変更することとした。厚生労働省の「心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き」を参考に、社内で実際にあったケースを当てはめながら、休職〜復職まで6ステップにまとめ、独自の手引きを作成した。<手引き:職場復帰支援のフロー>(1)第1ステップ…病気による休職開始及び休職中のケア(2) 第2ステップ… 主治医及び支援機関による職場復帰可能の診断(従業員による生活記録の作成を依頼する場合あり)(3) 第3ステップ…職場復帰の可否の判断及び職場復帰支援プランの作成(4) 第4ステップ…最終的な職場復帰の決定 ⇒  職場復帰 (5) 第5ステップ…職場復帰勤務先の検討、決定(6) 第6ステップ…職場復帰のフォローアップ<手引きの主な内容・ポイント>・休職期間…グループの就業規則に順じて定めた。・活用対象… 1か月以上の休職者とし、1ヶ月未満の休職者は就業規則に準ずる。関も参加する。準監督署やハローワークの意見を参考にする。シダックスオフィスパートナー株式会社

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