障害者の職場改善ケースブック
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・進行管理等:特例子会社の社員が行い、リワーク実施報告書を作成。精神障害テーマごとにパワーポイント等で資料を作成し、特例子会社の社員に対して休職者自ら講義を行う。(テーマ)休職者自身の業務について教える/休職者自身の人生について語る    など様々なテーマで、個人ワークやグループワークを行う。(テーマ)ストレスについて/考え方の癖をつかむ/自身を客観的に知る/アサーショントレーニング    など講義認知行動療法48親会社・グループ会社のうつ病等による休職者のリワークを実施◆取組の背景◆取組<リワーク概要(資料・支援ツール⑲(P157〜158))>・対 象 者:翌月に復職を予定しているグループ会社社員のうち、希望者・実施場所:特例子会社内・期   間:10日間・実施時間:10:00〜16:00  ・内   容: 講義の実施、認知行動療法受講等。休職者自身が担当する各講義で質疑応答の時間を設け、障害のある社員とのやりとりも活発に行われる。親会社・グループ会社のうつ病等による休職者を対象とした企業内リワークに関して、リワークの効果を高めるために特例子会社の社員の協力を得ることとなった。また、在宅勤務開始以降、親会社・グループ会社ではうつ病になる社員の発生が目立ち、うつ病予防のための取組を展開させていく必要性もあった。<カリキュラムの一例>富士ソフト企画株式会社

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