50障害者活躍促進におけるフォローアップ体制図知的障害「課題を翌日に残さない」を目標としたフォローアップ体制の構築◆取組の背景◆取組 ①フォローアップ体制の整備障害者を採用し始めた当初は、支援者も設定しておらず、何か課題が発生しても管理職が都度対応していた状態であり、特に障害者本人の生活面での支援が不足している状態であった。また、知的障害や精神障害の障害特性(こだわり等)から、どうしても日々の業務作業のなかで社員間のトラブルが頻発していた。障害のある社員に対する支援方針について、各部署リーダー、相談窓口、経営者間で情報を共有し、課題に対して一貫した対応を心掛ける。社員間等のトラブルが発生しても、支援者の違いによって方策が変わることが無いよう、ぶれない支援をすることを徹底した。各部署の管理者などは障害者職業生活相談員の資格を保有しており、3ヶ月に一度フォローアップ体制会議(CSR会議)を開催し、障害のある社員への支援状況等について、報告と課題に対する協議を行う。有限会社西部産業
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