52◆取組後の効果①会社としての支援方針がぶれないことにより、安心して相談できるだけでなく、課題を無意味に長引かせず、障害者本人が納得した状態で就労継続ができるようになった。役割を担う。②現場にリーダー、サブリーダーを設定することにより日々の些細な体調変化にも気付くことができ、またその情報を関係者で共有し、統一した方針も共有していることから、支援にブレが生じず、職場で何か課題が発生したとしても障害者と健常者双方が安心して就労、相談する環境ができている。③安心して就労継続するためには、生活の場が安定することも重要との観点から、グループホームを立ち上げ、そこにも生活支援員を配置することにより生活と就労場面両方からのケアが可能となり、孤独感を感じることなく安心感につながった。全体として、生活の場と働く場が確保されたことによる安心感だけでなく、いつでも相談できる環境があり、また、相談した結果としての支援が一貫していることによる安心感が支えとなっている。結果として、いきいきと働き続けることができ、高い定着率につながっている。
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