障害者の職場改善ケースブック
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56朝礼風景身体障害精神障害働きやすい環境(テレワーク等)と日々の社員間の情報共有を通して風通しのよい職場を構築◆取組の背景◆取組 <就業上の配慮事例>○テレワークの導入会社の人手不足と併せて、業務時間の硬直化や個人スキルに頼った場面もみられ、働き方改革の観点から従業員のニーズに寄り添った業務展開が必要であり、そのためには障害者雇用が重要であると考えた。雇用開始当初から障害者は会社の重要な「戦力」として捉えており、障害に起因する就業上の障壁は可能な限り配慮することとした。本人の障害特性に応じて取り入れており、朝礼や部署内ミーティングなどにもWebを通じて参加し、孤独感の軽減を図っている。○情報共有シートの活用情報共有シート(資料・支援ツール⑳(P159))の項目内容については、電話、メールでの連絡も可であり、毎日の朝礼での会話なども踏まえ、本人の体調変化を把握する。○企業在籍型職場適応援助者(ジョブコーチ)、障害者職業生活相談員の配置これらの専門講習の受講を推奨し、障害のある社員の精神面のケアの窓口とした。○定期的な面談本人、支援員、会社の面談を2週間に1回実施し、本人と支援機関との面談を年2回実施している。○毎日の朝礼障害の有無に関係なく、毎日の情報共有や互いの顔を見られるコミュニケーションの場として機能している。株式会社リペアサービス

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