57◆取組後の効果◆担当者の声(広報・庶務部主任 菅様)精神障害のある方を採用したが、当初は、気分の浮き沈みが激しく、自身のルールを周囲に求めてしまうことがあった。しかし、在宅勤務を許可したことや毎日の朝礼で本人や会社の状況が確認しあえる状況ができたことにより、社員間の疎外感が無くなった。また、体調が悪い時なども情報共有シートや支援員を通して状況を訴えることができ、働くことに安心感が生まれた。結果として、本人にとって働きやすい職場となり、定着が図られている。障害者雇用は手探りで始めたところですが、障害者だからということではなく、会社の戦力として大切にしています。そのために心掛けていることは、本人の希望を聞き、可能な範囲で働きやすい環境を整えること、疎外感を与えないことです。障害をもつ方については、確かに障害特性等を考慮する必要はあるかもしれませんが、基本姿勢は障害の有無に関係ありません。
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