60支援体制(組織図)精神障害支援機関の活用により障害特性をよく理解し、柔軟な対応で職場定着を図った取組◆取組の背景◆取組①雇用支援体制の整備新規業務(ペットボトルキャップの再生原料への再利用)を開始するにあたって、障害者が担当する業務として対応できるのではないかと思い立った。ただ、障害者雇用自体が初めてであったことから、募集・採用の段階から勝手が分からず、初めに県や障害者職業センターに相談し、就労継続支援B型事業所に所属する精神障害のある方を採用して、障害者雇用がスタートした。日常の障害のある対象社員の社内支援担当者とは別に、対象社員の生活面、業務全般の監督を行う支援統括員(部長)を配置した。支援統括員は対象社員だけでなく、社内支援担当者に対しても日頃からフォローアップをする等配慮した。また、支援員とは朝礼後に「朝会」を実施することにより、対象社員に係る情報交換や課題、支援方針を共有した。さらに、対象社員本人と支援担当者もスマートフォンSNSのグループ設定によりつながりができており、体調管理等の日々の連絡はスムーズにできている。高浪化学株式会社
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