障害者の職場改善ケースブック
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62◆担当者の声(取締役部長 蛯沢様)試行錯誤を繰り返す場合においても障害特性等をよく知っている支援機関(就労移行支援事業所、訪問型ジョブコーチ、障害者職業センター等)の存在が大きいと感じています。実際には何もなくても、何かあったときに相談できる窓口があると支援者として安心できます。採用当初は不安がありましたし、多少の課題も発生しましたが、お互いに試行錯誤を繰り返すことにより、特性を理解し、どこを配慮すべきなのか分かってからは、特段大きな問題は発生していません。労働者の採用から定着における姿勢は障害の有無に関係なく、健常者と同様であると感じています。

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