障害者の職場改善ケースブック
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65◆取組後の効果◆担当者の声(P47に写真掲載)(企画開発部採用チーム 課長代理 槻田様)基本的には上司に相談することになっているが、それがしづらい場合の受け皿となっている。相談窓口の仕組みを一新したことにより、相談を受ける窓口担当者の負担を解消でき、相談する側、相談を受ける側双方が障害者であることが多いため、互いに配慮し合える関係がみられる。資格の有無にかかわらず窓口担当を選任しており、今年からは親会社から出向している社員も窓口担当に据えています。さらに、数年ごとに窓口担当を入れ替えるなど、会社全体がカウンセリングマインドを持てるように工夫しています。この会社は上に伸びていこうという気持ちを助けてくれる風土があります。障害者の場合、得意なこと、苦手なことがはっきり出てきて、状態が悪いときには視野が狭くなったりもします。そうしたときにお互いサポートできるような言葉遣いや態度が必要となりますが、そこに周りへの気遣いが自然になされる富士ソフトの強みがあると考えています。

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