障害者の職場改善ケースブック
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92シーツのプレス作業をする上地さん【事例】上地さんは特別支援学校在学時に職場見学会へ参加し、会社や仕事内容の講話、出前講座を通じて会社に興味をもち、職場適応訓練生として受け入れることとなった。訓練当初はプレス作業のスピードが遅かったが、自宅で洗濯物をたたむなど日々練習を重ね、1ヶ月経過した頃から大幅なスピードアップが見られた。保護者や学校から生活面や特性等を聴き取り、また、定期的に支援センターを交えて面談を行い、安定した職業生活ができているかお互いに確認していった。常用雇用後も定期的に現場リーダーや支援者等が連携し、定着支援を継続している。

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