そうなんですね「骨が折れる」が「労力がいる」意味とは伝わらなかったのですね!ええ、比ゆの知識が十分でなく言葉の意味をそのまま受け取ってしまったのですふーむこの人のように疑問に思ったことを質問できれば、誤解が解け笑い話ですみますが意味の取り違えが深いキズを残してしまうこともあるんですよこうした、ちょっとした情報の欠落が大きなトラブルや誤解の原因になることが実際にあるんですよ率直なコミュニケーションがとれていればよいのですが場合によっては聴覚に障害があるということが大きなバリアになる可能性があることを理解してほしいのですえ?えっ!?ん第1章「きこえない・きこえにくい」とは Check「ICF」(国際生活機能分類)と聴覚障害 ICFでは、個人の「活動」(会話、コミュニケーション)と「参加」(地域や職場とのかかわり)は、個人の「心身機能・身体構造」(聴覚・発音など)や「個人因子」(スキル、知識、経験など)と「環境因子」(合理的配慮、アクセシビリティなど)の相互作用により成立するもので、「障害」はそれらの要因が複合的に関連して生ずるものと考えます。したがって、「きこえない、きこえにくい」というだけで就労可能性を狭めず、環境因子の調整、例えば合理的配慮を提供することにより職場で活躍できる可能性を広げる考え方が大切です。聴覚発音健康状態心身機能身体構造活 動環境因子個人因子本図はWHO(世界保健機関)のICF(国際生活機能分類)をもとにJEED障害者雇用開発推進部において作成言語コミュニケーション地域職場参 加資格就職23!?
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